研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。
食品中、スーダン色素およびアゾ色素の定量と確認
SCIEXのiMethod™アプリケーションを使うと、スパイスおよびソース中の13種類のアゾ色素と6種類のスーダン色素、ジメチルイエロー、およびパラレッドを1回で分析可能です。このメソッドには、Phenomenex LUNA 5µm C8カラム(150x2mm)が含まれます。
詳細は資料をご覧ください:食品中アゾ色素の定量化を対象とした迅速なiMethod™アプリケーション
メソッドをダウンロードして、分析したいサンプルを追加すれば準備完了です。
食品検査用iMethod™アプリケーションにより、迅速にLC-MS/MSメソッドを使用でき、精密で正確な結果を短時間で生成できます。ラボで検証済みのメソッドをWebまたはCDからCliquid®ソフトウェアにダウンロードしてサンプルを分析するだけで済みます。すべての装置パラメータはインストール時にダウンロードされます。すぐにテストを始めるために必要なすべて(サンプル調製プロトコール、最適化されたMSおよびLCパラメータ、積算パラメータ、レポートテンプレート、ドキュメント)が含まれています。
食品中の13種類のアゾ色素と6種類のスーダン色素、ジメチルイエロー、およびパラレッドを定量・確認
iMethod™アプリケーションは、食品中のアゾ色素(スーダン色素(スーダンI、スーダンII、スーダンIII、スーダンIV)およびパラレッド、ファストガーネットGBC、オレンジII、ローダミンB、およびジメチルイエローを含む)を分析するためのメソッドを提供します。アゾ色素は、国際がん研究機関(IARC)によって発癌性の可能性がある物質として分類されています。同様に、欧州連合ではアゾ色素の食品添加物としての使用は禁止されています。
サンプルはホモジネーション、遠心分離、抽出、希釈により調製し、このメソッドによるサンプル調製手順の例が提供されます。スーダンIおよびスーダンIVの重水素化内部標準物質をサンプル調製時に添加しサンプル回収をモニターします。サンプル調製と装置構成/設定のさらに詳しい情報は、購入頂いたこのiMethod™アプリケーションに含まれています。
アゾ色素を分析するためのSCIEX iMethod™アプリケーションは、SCIEX 3200と4000シリーズのいずれの装置でも使用可能なように設定されています。
iMethod™ストアにある利用可能なiMethod™アプリケーションのリストは、最新のユーザー提供メソッドおよびSCIEXラボ検証済みメソッドによって常に更新されています。そのため、お客様は最新の進歩をすぐに利用可能です。食品分析用の全てのiMethod™アプリケーションは、個別の購入も、臨床研究用の完全なスターターパックソリューションに含めて購入することもできます。
開発時間の短縮
作業内容 | iMethodアプリケーション | 従来のメソッド開発 |
---|---|---|
試験計画書 | 含まれる | 数週間–数カ月間 |
サンプル調製技術 | 含まれる(例や参照資料も含まれる) | 数週間–数カ月間 |
最適化したMS/MSアクイジションパラメータ | 含まれる | 数週間–数カ月間 |
LC装置パラメータとリテンションタイム | 含まれる | 数日間–数週間 |
積算(定量)パラメータ | 含まれる | 数日間 |
報告書テンプレート | 含まれる | 数日間 |
LC/MS/MSスペクトルライブラリ | が含まれることがあります。スタンドアローンライブラリも利用可能です。 | 数週間–数カ月間 |
スタッフへのトレーニング–ソフトウェア | シンプルなCliquid®ソフトウェアインターフェイス。トレーニングを追加する必要はありません | 従来のMSソフトウェアとレビュー手順–数日間 |
メソッドバリデーション | 数週間。利用可能なバリデーションテンプレートとサポート | 数週間–数カ月間 |
試験開発と導入 | 数週間 | 6–12カ月 |